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いつもの様に自転車で向かう通い慣れた道、前を急ぐ自転車便の走り行く流れにのっかって、何の気もなしに交差点を渡っていこうとすると、左側から大型車両の警告ホーンが鳴り響く。赤信号。大胆不敵な信号無視をしていた私でした。
自転車操業という言葉があるくらいだから、本来は自転車は停止するという意思をもっていない。つぶやきシローのネタにあった様に、自転車乗りは停車する事を極端に嫌う。というか、地に足をつけるのを徹底的にイヤがる(でもガードレールに足をかけるのはセーフ)。
そういう時にBGM でありたいのは、クイーンの「バイシクル・レース」(from album "JAZZ<画像:>")ぢゃあ絶対になくて、クラフトワークの「ツール・ド・フランス<画像:>」。はじまりもなければ終わりもない、テクノの教科書の様に、走って奔ってはしってハシる。右脚が続ける円周運動。それに半周遅れて続く左脚の円周運動。もしくはその逆(まぁ、どっちだっていいんだ、永遠に続くんだから)。
アニメ映画化<画像:>された黒田硫黄の『茄子 アンダルシアの夏 <画像:>』でもいいんだけれども、それよりも、気分はやっぱりA.ジャリ。『超男性』の、あのエピソードが美しい。 5人乗りのタンデム車とヒロインの乗る急行列車との 1万マイル・レース。勝ったのはどっち?恋をしているのはどっち?
cf:参照せよ!
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