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桜呼ぶ 朝陽さす途 君と歩む 弥生の雪は 幻と消へて
<読み>
さくらよぶ あさひさすみち きみとあゆむ やよいのゆきは まぼろしときえて
<意味>
桜(の開花)を呼び込む様な朝陽があたる途を、あなたと歩いている。三月になって降った雪も幻の様に消えている。
<解説>
東京では先日、この冬初めての本格的な降雪があった。しかも三月(March)になってからの事である。そして、昨日はその雪が雨と変わるぐづついた、寒い日にも関わらずに、この春の最初の、桜の開花予報が出された。そして、今日は天候が一転、久しぶりの晴天に恵まれた暖かい日となった。
今日は啓蟄(Jingzhe)。このまま、本格的な春の訪れとなるのか。
作者は恋人との一時の暖かさを楽しんでいる様ではあるが。