颱風一過ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2009-10-09 00:36:50) by =oyo=


<画像:20091008.jpg>
晴れてなほ サイレン鳴らし 走り交ふ 吹く風強く 不安を誘ふ

るい詠める

<読み>
はれてなお さいれんならし はしりかう ふくかぜつよく ふあんをいざなう

<意味>
(台風18号が通過して)晴天となっても、救急車は未だにサイレンを鳴らして走り交っている。吹く風は強く、不安になってしまう。

<解説>
8日午前5時すぎ、知多半島 (Chita Peninsula) 付近に上陸した台風18号は、列島を縦断していった。
東京では、日付の変わる頃から激しく降り始め、明け方にかけてまでがそのピークだった様に想う。その荒れた天候も、午後には静まり晴天すら望める様になった。
にも関わらずに、救急車輛の鳴らすサイレンは終日聴こえたと、記憶している。それは、必ずしも今回の台風によるものではないかもしれない。
それにも関わらずに、内心をよぎる不安の芽は尽きない様だ。

(この項:たい)


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