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来る夜は 悩みの種を 削ぎ出し 虚ろの瞳に 灯点さむ
<読み>
きたるよは なやみのたねを そぎいだし うつろのひとみに あかりともさん
<意味>
その夜が来たならば、(頭の中にある)悩みの種をこそぎ出して、空虚になった瞳の中で、灯りを点灯しよう。
<解説>
モチーフは言うまでもなく、ハロウィン (Hallowe'en) の主役、ジャック・オ・ランタン (Jack-o’-lantern)。南瓜製の提灯である。その提灯の様に、中身を総て取り除きたいという、虚無 (Moral Nihilism) を抱え込んだ、シニカルな歌である。