冬ノ驟雨ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2009-11-20 00:47:31) by =oyo=


<画像:20091119.jpg>
冬桜の 梢揺らせて 降る雨に 一夜限りの きみも濡れたる

るい詠める

<読み>
ふゆざくらの こずえゆらせて ふるあめに ひとよかぎりの きみもぬれたる

<意味>
冬桜の梢を揺らす程に降っている(大粒の)雨に、一晩しか共に出来なかったあなたも濡れているでしょう。

<解説>
数日前から今日は真冬並みの寒さになるとは聴いていたが、雨が降るとは思わなかった。しかも、午前あたりの降り始めはかなり大粒の雨だった様だ[軒を叩く音から推察すると]。その後、降ったりやんだりの天気になったものの、その寒さは、予報よりも厳しく感じた。
初句にある冬桜 (Cerasus x parvifolia 'Parvifolia' Matsum.) は、別名小葉桜とも十月桜ともいう。狂い咲きではなくて、冬のこの時期に白い花を咲かせる品種である。
三波石と共に名高い冬桜」と上毛かるた (Jomo Karuta)にもある様に、桜山公園はその冬桜 (Cerasus x parvifolia 'Parvifolia' Matsum.) の名勝である。
下句の解釈に関しては、ノーコメント [苦笑]。

(この項:たい)


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