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疎ましや 遅れて来たる 冬の雨 終日独り 文書き連ねり
<読み>
うとましや おくれてきたる ふゆのあめ ひねもすひとり ふみかきつらねり
<意味>
うっとおしいなぁ、[立春も過ぎ春が来たと言うのに] 遅れてやって来た、冬の雨は、一日中独りっきりで、手紙を書いている。
<解説>
先週は立春 (Lichun)。週末には春を告げる春節 (Chinese New Year) が控えている。さらに書けば、東京では杉花粉も飛散し始めた。にも、関わらずに、数週間、時間を巻き戻したかの様な、寒い一日となった。せっかくの祝日だけれども、今日は木曜日<画像:> (Thursday<画像:>) で明日は平常通り。と、いう事で、一日引き蘢って、手紙を書き綴っている。
古文、特に短歌では「文」と言えば、大方は手紙の事だろうけれども、恐らく、メールかブログの記事あたりをここでは指しているのだろう。