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夕闇に 頬にあたるは 一雫 こころ急く路 通行止
<読み>
ゆうやみに ほおにあたるは ひとしずく こころせくみち つうこうどめ
<意味>
夕闇が迫る中、頬に一雫の雨粒があたる。 [本降りにならないうちにと] 気持ちは急いでいるが、この路は通行止めとなっている。
<解説>
今週は一日毎に空模様も変われば、寒暖も激しく変わる。今日は終日曇天で、冷え冷えとしていて、夕刻には冷たい雨も降り出した。そう言えば、年度末のせいか、至る所の道路で工事が行われていて、普段とはクルマの流れもヒトの流れも、若干異なっている。
そんな三月ならではの情景を詠んだ歌。