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降る雨は 三寒四温も 名ばかりと こめかみ重く 濡れ桜踏む
<読み>
ふるあめは さんかんしおんも なばかりと こめかみおもく ぬれさくらふむ
<意味>
「三寒四温」という言葉も名ばかりに感じられる程に[冷たく寒い] 雨が降る。顳顬に重い痛みを感じながら、散って濡れた桜の花を踏んで [歩いて] いる。
<解説>
冬から春へと季節が移り変わる今の時季を「三寒四温」と呼ぶけれども、今年ばかりは勝手が違う。一日おきに天候が変わり、その温度差も激しい。今日の東京は朝から冷たい小雨が降って、昨日の暖かさと打って変わって、往生している。
大阪 (Osaka City)では毎年恒例の、造幣局 (Japan Mint) の桜の通り抜け (2010 Cherry Blossom Viewing In Osaka) も始って、確実に、季節の節目を迎えている筈なのに、冷たい風で偏頭痛 (Migraine) は重い。
そんな歌。
第四句の「こめかみ」は漢字では「顳顬」と書く [英訳すると「Temple」だ]。
皆さんも、体調管理には充分、お気をつけて下さい。