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な怯えそ 窓叩く音に 吠ゆる狗 夢の谷間に 秋告ぐる雨
<読み>
なおびえそ まどたたくおとに ほゆるいぬ ゆめのたにまに あきつぐるあめ
<意味>
怯えるな、窓を叩く音に吠えている犬よ。夢の合間に、秋を告げる雨が降っているのだから。
<解説>
酷暑・猛暑もやっと一段落した様で、昨日からは涼しいを通り過ぎて肌寒い気がする。確かにこれは"気がする"であって、ようやく例年通りの気候になっただけの事。逆に言えば、そっれだけ、それまでの日々の暑さが異常だった、という事になる。
今日は、深夜から朝方にかけて、時折激しい雨が降った。
尚、初句の「な怯えそ」は、「怯えるな」と訳す。
副詞「な」 + 動詞連用形 [カ変サ変は未然形] + 終助詞「そ」で、禁止を表すからだ。