冬ノ雨ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2010-10-29 01:04:31) by =oyo=


<画像:20101028.jpg>
シャワー浴びて 泪一雫 溢れたる 濡れた躯に 黒髪重し

るい詠める

<読み>
しゃわーあびて なみだひとしずく あふれたる ぬれたからだに くろかみおもし

<意味>
シャワーを浴びると、泪が一雫溢れて来た。濡れた躯に黒髪が思い。

<解説>
秋を通り越して冬となった。それほどにこの数日は寒い。我が国では、夏から秋そして冬へと、少しずつグラデーション (Gradation) を重ねる様に、風物が変わり、それにつれて心情も移り行く。
だから、雨の冷たさは、いつもよりも冷たい。己の黒髪が重く感じられるのは、頭から浴びたシャワーの水気を含んでの事...とは、かぎらない。
...言わずもがな、か...。

(この項:たい)


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