<画像:20101202.jpg>
低く昇る 師走の朝陽 観ゆられば 信号待つとき 襟元あわす
<読み>
ひくくのぼる しわすのあさひ みゆられば しんごうまつとき えりもとあわす
<意味>
低く昇っている師走の朝日をふと観てしまったのならば。信号待ちの時に襟元をあわせている。
<解説>
まだまだ夏の酷暑の余韻なのか、寒い冬が来たという実感はない。個人的にはまだコートはいらないし、自室の暖房は待機中だ。にも関わらずに、ふと冬の寒さを実感してしまう時がある。
これはそんな光景を詠んだ歌なのだろう。