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駅頭に 社会鍋やと 顧みれば 路の端には 蹲る人
<読み>
えきとうに しゃかいなべやと かえりみれば みちのはたには うずくまるひと
<意味>
駅頭で、社会鍋を発見して、ふと振り返ると、道ばたに蹲るヒトがいた。
<解説>
来週はクリスマス (Christmas)で、再来週は年の瀬で、と考えてみると、どんどん追いつめられて憂鬱になってしまったりする。しかも、今日は肌寒い上に、薄暗い雲が広がっていて、ますますブルーな気分に拍車を駆けられてしまう。
そんな日の点景。
駅頭の献血ルームでは常に血液不足が叫ばれていて、その上に、何らかのチャリティーやらヴォランティアを呼びかける声が聴こえる。そして、この時期ともなればさらにそれに輪をかけるモノがあったりもする。
だからと言って、なにかが変わるのだろうか、そんな諦念。