<画像:>
逡巡の 末に過つ 悔ひなりや 洩れて溢るる みずの行方追ふ
<読み>
しゅんじゅんの すえにあやまつ くいなりや もれてあふるる みずのゆくえおう
<意味>
悩みに悩んで逡巡したその結果に過ってしまった悔しさだろうか。もれて溢れ流れて行く水の行方を追っている。
<解説>
どういう失態を犯したのか、という疑問はさておき、悩みに悩んだ結果選んだ選択肢が誤っているというのであるのならば、『覆水盆に返らず (What's done is done.)』と、解った様なふりをして諭しても無駄なのかもしれない。そのままの状態で放置しておく事がゆくゆくは己の身をも危うくするかもしれないと、気づくまではそおっと、本人の自覚が産まれるまで、待つしかないのではないか。
[念の為に書いておくけど、ある特定の事件や事故を念頭においたコメントぢゃあありませんので。あくまでも日常の中での個人の問題を想定してのものですよ。]