偏頭痛酷クテ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2012-01-19 23:20:17) by =oyo=


<画像:20120119_1628~01.jpg>
溜息も 吐く息白しと 紛るべし 我が頬戯るる きみの無邪気さ

るい詠める

<読み>
ためいきも はくいきしろしと まぎるべし わがほほたわむるる きみのむじゃきさ

<意味>
溜息も吐く息の白さと紛れて観分けがつかないのに違いない。わたしの頬に戯れているあなたの無邪気な[振舞を観ていると]。

<解説>
ここ数日は厳しい寒さも緩んでいるというのが昨日今日の報道だけれども、ここ数年の暖冬に慣れきった身としては、それでも寒い。しかも、この緩んだ寒さも今日明日一杯と言うではないか。
第三句「まぎるべし」は「まぎれるのに違いない」と訳す。助動詞「べし」がここでは確実な推量 強い確信の意を表すからだ。

(この項:たい)


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