弥生朔日ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2012-03-01 23:27:59) by =oyo=


<画像:20120301_1303~01.jpg>
閏日に 降り積りし雪も まぼろしか 外套抱へて 信号渡る

るい詠める

<読み>
うるうびに ふりつもりしゆきも まぼろしか がいとうかかえて しんごうわたる

<意味>
2月29日に降り積もった雪も幻なのだろうか。[暖かいので脱いだ] 外套を抱えて信号を渡る。

<解説>
2月最期の日、しかも四年に一回に登場するカーテン・コールの様な日に、そのカーテン・コールがスタンディング・オヴェイションであるかの様に、昨日は寒く暗く、そして雪が降り積もった日であった。しかし、それが月もあらたまった今日は一転して暖かい。カレンダーをめくる様に、一日の様相が変わってしまった。
だからと言って、三月は終りと始まりが交錯する日々だから、決して、暢気に天気の移り変わりを愉しむ余裕はない。いつもよりもせわしない年度末の始まりである。

(この項:たい)


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