春ノ夜ノ閨ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2012-03-22 23:43:31) by =oyo=


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<画像:20120322_1604~010001.jpg>
つめたきは 肚のうえなる きみの耳 我のあつきは その先にあり

るい詠める

<読み>
つめたきは はらのうえなる きみのみみ われのあつきは そのさきにあり

<意味>
冷たく感じるところは、わたしの肚の上に載るあなたの耳、わたしの熱いところはその先にある。

<解説>
哺乳類 (Mammal) の耳殻 (Pinna) は聴覚 (Hearing) を司ると同時に、体温調節 の役割を果たしている。だから総じて、熱帯 (Tropics) に棲む哺乳類 (Mammal) の耳殻 (Pinna) は大きく出来ており、その反対に、高緯度地域に棲む哺乳類 (Mammal) の耳殻 (Pinna) は小さく出来ている。
台所仕事等で指を火傷したりすると、ついその指を 耳殻 (Pinna) に持っていってしまうのも、同じ理由だ。つまり、熱の放射装置である耳殻 (Pinna) は、相対的に体温 (Body Temperature) の低い部位だからだ。

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