悼ミテ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2012-08-30 23:18:04) by =oyo=


<画像:20120830_1715~01.jpg>
頽るな 既に宿命の 別れなり 流るべき泪も 遥かな昔

るい詠める

<読み>
くずおるな すでにさだめの わかれなり ながるべきなみだも はるかなむかし

<意味>
嘆き哀しむな 既に宿命と定まっている別れである。流れても不思議ではない泪も遥かな昔の事である。

<解説>
初句「頽る」は「くずおる」と読むラ行下二段活用の動詞。連用形。落胆するという意味。
第4句の連体形の助動詞「べき」は、ここでは確実な推量、強い確信として、解釈した。

(この項:たい)


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