一人寝ノ淋シサ紛ラワシテ詠メル[060)携帯からみる]
(2005-10-09 11:33:00) by tgc


<画像>
濡れ枕 夜露光りし 草木見ゆ 泣ける鈴虫 我が友ならん

るい詠める

<読み>
ぬれまくら よつゆひかりし くさきみゆ なけるすずむし わがともならん

<意味>
(淋しくて)枕を涙で濡らしていると、草木も夜露で光っている。鳴いている鈴虫は、わたしと同じ様な心持ちだろう。

<解説>
鈴虫が鳴くのは、求愛の儀式、それを踏まえて作者は自らの心情を歌に込めている。

(この項:たい)


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