選挙ノ日々ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2014-01-30 17:31:17) by =oyo=


<画像:20140130.jpg>
拡声器の 聲轟かして 追ひ抜かむ 白手袋ふる したにあるもの

るい詠める

<読み>
かくせいきの こえとどろかして おいぬかむ しろてぶくろふる したにあるもの

<意味>
拡声器から聲を轟かしながら追い抜いて行こうとする [クルマがある。そこに乗って] 白手袋をした掌をふるひとの内心にあるもの [とはなんだろう]。

<解説>
敢えて書くまでもない事だけれども、平成26年東京都知事選挙 (Tokyo Gubernatorial Election, 2014) の最中にある。その渦中にある選挙カーの模様を詠んだ歌である。
恐らく街中での、事だろう。候補者の名前を連呼しながら、そのクルマが追い越してゆく。中の様子は解らないけれども、そこから突き出した白手袋の腕が観える。候補者の腕だ。確かに、白い手袋は清廉潔白であるかの様に観えるのだけれども、その手袋で覆い隠されたモノはなんなのだろうか。
結句「したにあるもの」をぼくは、上の様に解釈したけれども、他の解釈もあり得るかもしれない。
投票日は2月9日 (9 Feb.)。期日前投票 (Early Voting) も含め、選挙期間中はなんらかの意思表示を、きちんと投票行動で示した方が、いいだろう [と、常識人のふりをしてみる]。

(この項:たい)


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