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ゆへもなく 眠れぬままに 朝がきて 敷布の皺の 数ばかり増へ
<読み>
ゆえもなく ねむれぬままに あさがきて しきふのしわの かずばかりふえ
<意味>
理由もないままに眠れぬままに一夜を明かして朝がきて、敷布の皺の数ばかりがふえている。
<解説>
単純に、夏の夜の不眠を詠んだ歌と解すればいいのだろうか。
眠れない理由は、暑さのせいか、それとも、蒸しているせいか、それとも、眠りを妨げるなんらかの理由があるのか。
ただ、下句を読めば、そんな夜をどんな風にして過ごしたのか、と謂うのは如実に語られている訳ですが。
暑い日々が続いております。ご自愛願います。