頭痛ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2015-09-24 17:14:16) by =oyo=


<画像:20150924.jpg>
秋の雲は 窓のむかふに 親指の 影にかくれて 2,3錠

るい詠める

<読み>
あきのくもは まどのむこうに おやゆびの かげにかくれて にさんじょう

<意味>
秋の雲は窓の向こうにあって、わたしの親指の影に隠れて [頭痛薬が] 2,3錠のっている。

<解説>
シルバー・ウィーク (Silver Week) は晴天に恵まれたが、休み明けの今日ははっきりとしない天気だ。台風21号の影響か、週末の天候はさらに下り坂が見込まれている。
そのせいかどうかはしらないが、体調不良を訴えるモノがやけに多い。
初句と第2句の描写から、作者の周囲は薄暗いモノと思われるが、その薄暗い部屋の中にあって、作者が観ているのは己の掌の上であり、しかもその掌は自身の親指によって暗い影が差している。
"病は気から (Your Mind Controls Your Body.)"と謂うけれども、あまり精神的には宜しくない叙景だ。

(この項:たい)


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