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身ひとつ 湯殿せましと くぐもるは 臍一文字に かくれをるゆへ
<読み>
みひとつ ゆどのせましと くぐもるは へそひともじに かくれおるゆえ
<意味>
わたしの身体ひとつでも浴室は狭いのだなぁと口ごもるのは、臍が一の文字の中に隠れているからである。
<解説>
「臍」と謂う文字の中に何かが「かくれをる」のではなくて「臍」そのものが「一文字」の中に「かくれをる」と解したが、果たしてそれでいいのかどうか。
妙な詮索を入れると、あまり愉快ではない事態に陥りそうな気がするので、ここから先は考えない。
暖冬と叫ばれていたが、ここ数日は冬らしい冬になりましたね、お風呂の恋しい季節になりましたね、と誤魔化しておく。