長月朔ニ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2016-09-01 17:28:11) by =oyo=


<画像:20160901.jpg>
校門の とも呼ぶ少女の こゑ真似び 君にひそかに おういとささやく

るい詠める

<読み>
こうもんの ともよぶしょうじょの こえまねび きみにひそかに おういとささやく

<意味>
校門で友人に呼びかけている少女の声を真似して、あなたにこっそりとおういとささやきかける。

<解説>
今日は9月1日で、ところによっては若干の異同はあるだろうけれども、2学期の始業式、夏休みの終わりである。そこでみた光景にある、溌溂とした若々しさを真似して、自身の恋人に囁きかける。と、謂う事は、作者のすぐそばにその人物がいる訳だ。年齢も、状況も全く違うのにも関わらず、その所作を真似ると謂う事の意義を考えてみよう。

(この項:たい)


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