喧嘩シテ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2017-05-25 17:23:37) by =oyo=


<画像:20170525.jpg>
諾々と 蛇口のみづは ほとばしる 梅雨のはしりに 諍ひの朝

るい詠める

<読み>
だくだくと じゃぐちのみずは ほとばしる つゆのはしりに いさかいのあさ

<意味>
おっしゃるとおりだと蛇口から水が迸っている。梅雨のはしりに諍いがあった朝は。

<解説>
初句「諾々と」は蛇口から流れる水流の擬音でもあり擬態でもある。相手の発言を肯定しているのだろうが、その音から推量される水量の多さを念頭に置くと、決して字義通りではない。寧ろ、逆だ。
ここ1週間程、五月晴れ (Beautiful Weather In May) と謂う語句が霞む程に暑い日々が続いたが、今日は久しぶりにはっきりしない。このまま、梅雨入りしてしまうのか。

(この項:たい)


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