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夏のあめ 窓をたゝく音 くりかへし 忘れたことを 憶ひだして夢
<読み>
なつのあめ まどをたたくね くりかえし わすれたことを おもいだしてゆめ
<意味>
夏の雨が窓を叩く音を繰り返している。忘れた事を憶い出して夢 [にみる]。
<解説>
雨が窓を叩くと謂う事は、それだけ風が強いと謂う事なのだろう。しかも夜。もしかしたら、不安にさいなまされているのかもしれない。そうでなくても、未来や将来よりも、現在や過去へと意識は向かってしまう。そして、それがそのまま反映されて夢を観る。
ここは梅雨に逆戻りしたかの様な天候だが、各地からの雨の被害を告げる一報は届いている。