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雨のひに 夏の階段 降りていく たどりついたら そこでくちづけ
<読み>
あめのひに なつのかいだん おりてゆく たどりついたら そこでくちづけ
<意味>
雨の日に夏の階段を降りてゆくたどり着いたらその場所でくちづけ [をする]。
<解説>
素直に読んでいけば、特に不明なモノはない。
だけれども、詞書にある「夢」と謂う語句に拘泥すれば、「階段」は「怪談」とも読めるし、「ゆく」は「逝く」とも読めるし、「そこ」は「其処」ではなくて「底」とも読める。
それに第一に、上の<意味>ではくちづけをするとしたが、その逆にくちづけされるとも読める。
勿論、その相手が誰なのかは解らない。