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<画像:20170914.jpg>
くらいそら 逃げゆくやふに はしるをり あわのしろきが わきおこる音
<読み>
くらいそら にげゆくように はしるおり あわのしろきが わきおこるおと
<意味>
暗い空の下を逃げゆく様に走っているその最中に、白い泡が沸き起こる音がする。
<解説>
なんだろうね? 字義的に解釈していくのはなんの難しさもないのだけれども。
少なくとも、上句は詞書が示す様に驟雨の際にみられる、よくある光景だ。下水から逆流しているのだろうか。だとしたら、その驟雨は相当に激しいモノでなければならないし、時間的に考えてもある程度の時間が経過した後の光景だ。
もしかしたら、心象風景なのだろうか。と、すると一体、どの様な。
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