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彼がゆく 砂塵の彼方の まぼろしは 牧羊神の 吹くが笛の音
<読み>
かれがゆく さじんのかなたの まぼろしは ぼくようしんの ふくがふえのね
<意味>
彼がむかう砂塵の彼方に浮かぶまぼろしは、牧羊神の吹く笛の音 [が誘うものである]。
<解説>
牧羊神、つまり上半身が人間で下半身が羊 (Sheep) のパン (Pan) の事である。ギリシア神話 (Greek Mythology) 等に登場する。
それが登場する物語やそれにちなむ作品は数多く産み出されている。学校の音楽の教材でもある『牧神の午後への前奏曲 (Prelude a l'apres-midi d'un faune)』 [作曲:クロード・ドビュッシー (Claude Debussy) 1892〜 1894年発表] はその代表的な例だ。
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