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梅雨はてて さす紅うすく 舐めるをり おくれげぬらすや ひとしずくの汗
<読み>
つゆはてて さすべにうすく なめるおり おくらげぬらすや ひとしずくのあせ
<意味>
梅雨があけて薄くさした口紅を舐める際に、後れ毛を濡らすのは一雫の汗である。
<解説>
あっというまに梅雨があけてしまって猛暑が続いていて、実のところ、上の歌の様な情緒に至る事も出来ない。ただ暑く厳しいばかりなのだ。
雨模様の今日は、流石に連日の暑さもひと段落なのだが、逆に梅雨の日々に逆戻りしたかの様な感興にも陥る。と、謂うか本来ならばあるべき7月初旬の天候なのだろう。