文月初旬ニ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2018-07-05 17:27:42) by =oyo=


<画像:20180705.jpg>
梅雨はてて さす紅うすく 舐めるをり おくれげぬらすや ひとしずくの汗

るい詠める

<読み>
つゆはてて さすべにうすく なめるおり おくらげぬらすや ひとしずくのあせ

<意味>
梅雨があけて薄くさした口紅を舐める際に、後れ毛を濡らすのは一雫の汗である。

<解説>
あっというまに梅雨があけてしまって猛暑が続いていて、実のところ、上の歌の様な情緒に至る事も出来ない。ただ暑く厳しいばかりなのだ。
雨模様の今日は、流石に連日の暑さもひと段落なのだが、逆に梅雨の日々に逆戻りしたかの様な感興にも陥る。と、謂うか本来ならばあるべき7月初旬の天候なのだろう。

(この項:たい)


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