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この候に 幾とせめぐるも 悔やむるは そのひと怨む あやまちがゆへ
<読み>
このこうに いくとせめぐるも くやむるは そのひとうらむ あやまちがゆえ
<意味>
この時季に、何年経過しても悔やまれるのは、その人を怨んだ過ちのせいである
<解説>
読んで字の如きである。こちらが新たに付け加える事はなにもない。
仮にあったとしても、それは説教とかお節介とか謂うモノにしかならないから、余計にここは沈黙を守るべきである。
この歌の読者としては、それが自身の問題としてそれを理解出来るや否や、と謂う事ではなかろうか。怨む側であろうとも、怨まれる側であろうとも。