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大寒の 震えて眠る 夜よりも 独り寝る夜は さらに悲しき
<読み>
たいかんの ふるえてねむるよるよりも ひとりねるよは さらにかなしき
<意味>
大寒の日に寒さに震えて眠る夜よりも、独りぼっちで眠る夜の方が悲しい。
<解説>
ストレートに一般的な事柄を歌ったものだが、ではその寒い大寒の日は、独りではないのか?と、問うてみれば、趣は深くなる。大寒とは、文字通り、一年の中で最も寒い日だが、逆にみれば、この日を境にして、春が訪れ始める日々となる。
ちなみに明日は東京でも昼過ぎより雪とのこと。