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<画像:20200723.jpg> て遊びに 戀ひし淋しと 綴りをる そぼふる雨は 鬼も哭くよに
<読み> てすさびに こいしさびしと つづりおる そぼふるあめは おにもなくよに
<意味> 気晴らしに 恋しい淋しいと綴っている。しとしとふっている雨は鬼もないている様に。
<解説> 結句「哭くよに」は、上の<意味>に示した様に、"なく様に"と解する他に、"なく夜に"とも"なく世"にとも解釈する事が出来る。掛詞として理解する事も出来よう。