羅城門ニ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2020-07-23 17:15:19) by =oyo=


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<画像:20200723.jpg>
て遊びに 戀ひし淋しと 綴りをる そぼふる雨は 鬼も哭くよに

るい詠める

<読み>
てすさびに こいしさびしと つづりおる そぼふるあめは おにもなくよに

<意味>
気晴らしに 恋しい淋しいと綴っている。しとしとふっている雨は鬼もないている様に。

<解説>
結句「哭くよに」は、上の<意味>に示した様に、"なく様に"と解する他に、"なく夜に"とも"なく世"にとも解釈する事が出来る。掛詞として理解する事も出来よう。

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