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意識的に音楽を聴き始めたのは、ザ・ビートルズ (The Beatles) からであって、彼等の作品を幾つか買い漁り、そして聴き込んでいくうちに、そのバンドを構成する個々のメンバーへと関心が移っていく。
何故ならば、どんなに人気があり、そして、どんなにその作品が優れたモノであっても、彼等はかつて存在した、過去のバンドなのだ。そして、そのバンドから巣立っていった4人はそれぞれ、現役のミュージシャンとして活動を続けている。ぼくの興味がかつての彼等から今の彼等へと移るのも、自明なモノとして認めてくれるだろう。しかも、その当時、4人はそれぞれに自身名義の作品を発表しているさなかである。
1974年から1976年の事、ぼくは地方在住の中学生で、パンク (Punk) はまだ始まってもいない。
read details 『ジョージ・ハリスン帝国 (EXTRA TEXURE (Read All About It))』 by ジョージ・ハリスン (George Harrison)