夢ミテ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2020-09-03 17:20:23) by =oyo=


<画像:20200903.jpg>
やみに濡れて われのはだかと 街にたつ 肩につめたく きみの掌

るい詠める

<読み>
やみにぬれて われのはだかと まちにたつ かたにつめたく きみのてのひら

<意味>
闇夜に濡れて、 [あなたは] わたしの裸体と街角にたつ。[わたしの] 肩につめたくあなたの掌 [がある]。

<解説>
詞書を前提にすれば、書く事はなにもなくなってしまう。少なくとも、ファイブ ダブリューズ アンド ワン エイチ (Five Ws And One H) 的な事柄は綴ようがないし、それを作品に問い様もない。
敢えて指摘するとすれば、第4句「つめたく」は、物理的な事を指しているのか、それとも、心情的なモノを指しているのか、と謂う様な事である。つまり、体温なのか態度なのか、と謂う事だ。
結句が体言止めなので、語句を補って解釈する必要はあるが、上の<意味>では最も無難と思われるモノにしてみた。

(この項:たい)


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