<画像:rui060214.jpg> 春来たり 頬を照らすや 赤い月 流るる涙 観る振りも出来ず
<読み> はるきたり ほおをてらすや あかいつき ながるるなみだ みるふりもできず
<意味> 春がやって来て赤い月がわたしの頬を照らし出している。涙が流れているので、月を観る振りも出来ない。
<解説> 立春も過ぎて、暦の上では春なのだが、まだまだ実感は湧かない。しかし、時として、謂われのない激情に囚われる場合がある。そんなときに、季節の移り変わりを実感する時がある。