ヨダレテ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2021-10-14 19:23:11) by =oyo=


<画像:20211014.JPG>
はててなほ 闇にいちりう あふるるを ふれてひとすじ えがゐくもけふ

るい詠める

<読み>
はててなお やみにいちりゅう あふるるを ふれてひとすじ えがくもきょう

<意味>
果てて猶、闇のなかに一滴 [の涎] が溢れるのを [指で] 触れて一筋描いてみるのも一興である。

<解説>
閨時を題材とした歌である。
<意味>に2箇所、括弧内で補足した語句は蛇足であるかもしれないし、実際はそれとは異なる語句であるべきなのかもしれない。
第2句「いちりう」は"一粒"、結句「けふ」は"興"と解したが、他に相応しい語句ないし意味があるのかもしれない。少なくとも後者に関しては"今日"と謂う語句を宛てても成立する様な気はする [それによって勿論、解釈は異なるモノとなるのではあるが]。

(この項:たい)


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