引越セシ空キ家ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2006-04-05 20:36:32) by =oyo=


<画像:060405_1335~0001.jpg>
主去り 独り降りたる コンセント 君との日々も 夢のまた夢

るい詠める

<読み>
あるじさり ひとりおりたる こんせんと きみとのひびも ゆめのまたゆめ

<意味>
部屋の主人が去って、部屋にぽつねんとぶら下がっているのはコンセントだけ。あなたと過ごした日々は、夢の中の夢の様で儚く、現実感がない。
<解説>
引越の後、がらんとした部屋を眺めてみると、様々な感興が湧き起こる。
「おりたる」は「降りたる」と「居りたる」の掛詞。

(この項:たい)


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