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どこまでも どこまでもと逃ぐ 闇のすゑ おのれが罪を わすれむが為
<読み>
どこまでも どこまでもとにぐ やみのすえ おのれがつみを わすれむがため
<意味>
どこまでもどこまでも逃げる、闇のおわるところまで、自身の罪を忘れようとして。
<解説>
結句「わすれむが為」は、ララ行下二段動詞"忘る"未然形 + 意思助動詞"む"連体形 + 格助詞"が" + 名詞"為"である。
歌自身の解釈は然程、難しくはないだろう。読んで字の如し、誰もがそんな「ワルイ夢ヲ」体験した経験があると思う。