<画像:20230817.jpg> うら盆ゑ あめやむ後の 蒸れしみち つがいのけだもの あらそふていく
<読み> うらぼんえ あめやむのちの むれしみち つがいのけだもの あらそうていく
<意味> 盂蘭盆の、雨がやんだ後の蒸れる道をつがいの獣が争っていく。
<解説> 歌われているのは、降雨後のある光景、みたままのある情景なのだろうが、それ以外に隠された意味があるのだろうか。 初句「うら盆ゑ」と呼応して結句「いく」が"逝く"と読めるのだ。