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はやみとせ たちふるまゐは 変はらねど みあぐるそのかを 戀するひとみ
<読み>
はやみとせ たちふるまいは かわらねど みあぐるそのかお こいするひとみ
<意味>
[しりあってから] はやくも三年 [が経過した] 立居振る舞いは変わらないが、みあげるその顔にあるのは恋する瞳である。
<解説>
読んで字の如くである。
友人としての交流は3年目だ。その人物の所作、行動は初対面の時からは何も変わっていない。だが ... と謂う歌。
ここからなにかが始まるのか、それとも何も始まらないのか、それは誰にも解らない。
と、同時に本人 [達] には一切、自覚がないものの、その兆候は誰の眼にも明確である、そんな解釈も可能だろう。