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夜つぴて 独りしずかに しんで逝く すなのあらしに ふかれしままに
<読み>
よっぴて ひとりしずかに しんでいく すなのあらしに ふかれしままに
<意味>
一晩中 ひとりしずかに死んでいく、 [眼前の画面に] 砂の嵐を吹きっぱなしにしたままで。
<解説>
孤独死 (Kodokushi : Lonely Death)) を詠んだモノ。第4句「すなのあらし」は天候に関する言及ではなくてスノーノイズ (Static Noise)、アナログ放送 (Analog Television) で放送終了後のTV画面にみられる、ノイズまじりの画像を指しているのだろう。