映画ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2024-12-05 17:17:30) by =oyo=


<画像:20241205.jpg>
かつた筈 うみの藻くづに そのをとこ おい詰められし をんなはいづこに

るい詠める

<読み>
かったはず うみのもくずに そのおとこ おいつめられし おんなはいずこに

<意味>
勝利した筈のその男性は海の藻屑と化した。 [その男性に] 追い詰められた女性はどこに [消えたのか]。

<解説>
推理小説 (Mystery) もしくは悪漢小説 (Novela picaresca) の結末、もしくは導入部の様な歌である。
なんらかの勝負、もしくはあらそいの渦中にあった男女のその後だ。
男性が海中に消えたと謂う事実はある、その一方で、その重要参考人 (Person Of interest) と目される女性が行方不明なのだ。
彼女が自ら掌を下したのか、それとも、運命を共にしたのか、そしてこの事件に第三者が関与したのか。どこまでもその想像は尽きない。

(この項:たい)


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