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頭じやうに はるか大陸 あをぎみて やみに沈まば 燃ゆるや劫火
<読み>
ずじょうに はるかたいりく あおぎみて やみにしずまば もゆるやごうか
<意味>
[宇宙船外の] 頭上に遥か彼方に浮かぶ大陸を仰ぎみていると [その大陸が] 闇に沈めば劫火が燃えている。
<解説>
詞書を信ずれば、歌の作者は地球周回軌道 (Geocentric Orbit) 上の宇宙船 (Spaceship) 等に搭乗しており、船窓から地球 (Terra) を眺めている。その地球 (Terra) は作者の視点から謂えば、頭上にあってその一部は闇の中、すなわち夜となっている。日中にある大陸は平穏無事な佇まいを醸しているが、夜ともなれば劫火とおぼしき火の手がみえる。
と、逐語的には理解出来るがどうか?