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アメリカ製の旧い映画やTVドラマで、よくガラの悪い保安官や警察官が、机の上に両脚を投げ出しているシーンがありますよね?
なんて、不作法な、だからアメリカ人はがさつで大雑把で品がなくて嫌だなぁなんて、訳の分からない理由で彼らを嫌う口実のひとつがこれ。もうひとつは、ジャケット製版や盤面の扱いが余りに雑な米製輸入レコードなんだけれども、それについては後日。日を改めて。
でも、よくよく考えてみると、あの態勢はそれなりの理由がある事にこの歳になって気がつく。
要は、終日デスクに貼りついていると、脚が浮腫んでつらくて、仕様がないんですよ(逆に言えば、これまで如何にデスクワークしてこなかったという事になりますかねぇ!?)。一目を忍んでこっそり、でも、態勢的にはおおっぴらに両脚投げ出してみると、足先が随分と楽になる。そうゆう事かぁ〜って、ね。
因みに、今までもまた現在も、例えば長時間のPC仕事の時は、椅子の上で胡座をかくか正座しちゃう、妙なところで日本人なたいとしはるです。今まで、気がつかなかったのも、無理はないですよね?
ところで、映像作品の記号(コード)としての、机の上に投げ出されている両脚とは何を意味しているのか? それはここでは、宿題とします。どうしても、保安官とか警察官とか、体制内アウトローの人物像を思い描いちゃうんだけれども。