映画ヲ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2025-03-27 17:26:13) by =oyo=


<画像:20250327.jpg>
看護しの ほほにひら手は 最ぜんせん うぬがいのちも ひとつの命と

るい詠める

<読み>
かんごしの ほほにひらては さいぜんせん うぬがいのちも ひとつのいのちと

<意味>
看護師の頬に平手打ちする [ここは] 最前線である。貴様の命もひとつの命である [事にはかわりない]。

<解説>
歌われている状況は、最前線で救護の任にあたっているある看護師に対して、おまえの命も大事にしろと諭している光景なのだろうか。だとしたら、その看護師は自身の任務に忠実なあまり、敵前である事を忘れてその職務に服していたと謂う事になる。例えば退却の号令がかかっているのにも関わらず、瀕死の兵を助けようと、さらに前進しようとしてしまった、と謂う様な。
少なくとも、その逆の光景、恐れをなして真っ先に逃げようとした、であろうとは思えないのだが。

(この項:たい)


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