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せんろつたひ みつつのぼくは たびのそら てをひくははの くもつているかを
<読み>
せんろづたい みっつのぼくは たびのそら てをひくははの くもっているかお
<意味>
線路伝いに [歩いている] 3才のぼくは旅上にある。 [ぼくの] 掌をひいている母親の顔は曇っている。
<解説>
母子ふたりが線路に沿って歩いている。個人的乃至家庭的事情、それとも災害や戦争の様な社会的な事情なのだろうか。それは解らない。
と、同時に、歌の主人公が実際の、3才の幼児なのか、それとも、かつての自身の幼児期の体験を詠んだモノなのだろうか、それによっても、歌の描いている光景は変わる。
結句「くもっているかを」と謂うところから、母親の顔の背景としてある実際の天候へとふと、おもいが及ぶ。