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ありし日の きみとおもへし かげろふは 母校のいけに たちたりときく
<読み>
ありしひの きみとおもえし かげろうは ぼこうのいけに たちたりときく
<意味>
在し日のあなたとおもわれる陽炎が母校の池 [端] に立っていたそうだ。
<解説>
解釈に困難を来すところはなにもない。
考えるべきは、既に故人である第2句「きみ」の意図であろうか。
第4句「母校のいけに」は、池の水面と謂う解釈が出来ない訳でもない。歌を読んでの、その想像に従えば良いだろう。
結句「たちたりときく」と、歌の内容を伝聞としたところに、作者のなんらかの意図が稼働している可能性はある。
猶、校内に池がある学校と聴くだけで、そこがおおよそ特定出来る気がしないでもない。