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宵せまり きみ葬るしまを あとにせむ 航せきのびて みれんのしろし
<読み>
よいせまり きみほうむるしまを あとにせむ こうせきのびて みれんのしろし
<意味>
宵闇が迫ってきて、あなたを葬る島をあとにしよう。航跡が延びて未練は白い。
<解説>
第3句「あとにせむ」は名詞 "あと" + 場所を表す各助詞 "に" + サ場所を表す各助詞 "に" + サ行変格活用動詞 "す" 未然形 + 意志の助動詞 "む" 終止形である。
初句「宵せまり」と謂う状況下であるが故に、第4句「航跡」の白さは一時的にははっきりとはみえるが、さらに時間が経過するとその闇の中には消えてしまう。と、同時に第2句「きみほうむるしま」もみえなくなってしまうだろう。結句「みれん」とはその様な存在なのだ、と謂う意味だろうか。また、結句「しろし」は "しるし" と読めなくもない。