ほぉむれすノ老女観テ詠メル[040)るいの歌集(仮)]
(2006-06-25 14:31:23) by =oyo=


<画像:060624.jpg>
苦界にて 夢無き夢を貪りぬ 寄る辺無き媼 微動だにせず

るい詠める

<読み>
くかいにて ゆめなきゆめを むさぼりぬ よるべなきおうな びどうだにせず

<意味>
苦界の様なこの世で、夢のない夢を貪る様に眠っている老女は、微動すらしない。

<解説>
苦界とは、遊女の境涯を指す言葉でもあるが、この場合は単に現世程度の意だろう。cf.:生きては苦界 死しては 浄閑寺
「夢無き夢」とはあえて訳せば「a hopeless dream(=希望なき夢)」。でも、意味は取りやすいけれども、やっぱりこういうときは英語って、イメージを限定させすぎますね。
ところで、歌の世界観とは無関係ですが、九相詩絵巻のモデルは小野小町という俗説を思い出したのですが...。

(この項:たい)


コメント投稿
次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.0.7