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姿見に 映る我が身の あさましさ 君恋う心 獣が如く
<讀み>
すがたみに うつるわがみの あさましさ きみこうこころ けだものがごとく
<意味>
I will be what mean, who am reflected in the large mirror.
It seems to be a beast in love with you,that is my heart.
姿見の鏡に映っているわたしはなんてあさましいのだろう。あなたを恋する心はまるでけだものの様だ。
<解説>
ふと客観的に己自身に向き会わされると、その見せつけられる己自身の姿に驚かされる時がある。そんな時はたいていが、自己嫌悪に陥ったり、自己欺瞞に陥ったりさせられるものである。では、この歌の場合はどうか?「浅ましい」といいつつ、どこか誇らし気にも読めるのだが?